オフィスに合った省エネ戦略
世界中にオフィスが有り、そこでは多数のオフィスIT機器が使われており、地球温暖化ガスの排出原因の一部で有ることは明白であるが、これらのオフィス機器の機器別の電力消費量の統計資料は米国のものしかない。
英国の研究機関に依ればオフィスの消費電力の約15%がオフィスIT機器により消費されており、2020年には30%に達すると予測している。
円グラフは米国におけるオフィスIT機器別の電力消費量の比率を表したものである。
オフィスに於ける省エネの成功のカギは、(1)現状の把握と評価、(2)オフィスの業務内容に即した省エネ戦略の立案、(3)機器の選択と必要に応じての入れ替え、(4)電源ON/OFFの機器のグループ化とプログラム・タイマーによる電源制御、(5)人感センサー等をつかった電源管理などを行って行く事である。成功の秘訣は(2)の業務内容に即した電源マネージメントができるかどうかにかかる。
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