パッシブハウス
雨露をしのぐと言う言葉がありますが、今の住宅は全くその域を出ていません。いいかげんな遮熱しかしていない住宅に、床暖房にエアコンを着けて電気やガスのエネルギーで、冬は暖かく夏は涼しく過ごすように設計されています。エネルギーをふんだんに使って快適さを作る「アクティブ」な住宅です。これに対し高性能の断熱と自然熱の取り入れで電気やガスのエネルギーに依る冷暖房を極力最小にしようとする「パッシブハウス」と言う考え方が有ります。昔の藁葺き屋根や厚い漆喰壁はパッシブハウスの考え方に一致していると思います。ここでも古の技を忘れ、安易に化石燃料に頼る姿勢が見られます。ドイツで生まれた「パッシブハウス」は建築分野での地球温暖化対策の希望の星です。日本にも昨年非営利法人パッシブハウス・ジャパンが立ち上がりました。
パッシブハウス・ジャパンのHPです。
http://passivehouse-japan.jimdo.com/
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