大都市間輸送手段の効率化
今日は、ブログのアップロードが夜になってしまいました。お詫びします。
航空機に替る大都市間輸送手段は超高速鉄道である。特に二つの都市の距離が800km以内の場合その効果は著しい。IPCCによるとパリ―ロンドン間338kmの場合、ユーロスター高速鉄道の方が飛行機を使うより早く、確実であるとしている。2008年上半期の統計によるとユーロスターの定時運行率(15分遅延までを定刻とする)は92.6%で飛行機は62.3%であった。この2都市間では現在7割の旅客が鉄道輸送を利用している。
日本にはこの形式の輸送システムの草分けである新幹線が有り現在総延長2620kmでほぼ全ての重要な大都市を繋いで、最主要路線の東京―大阪間では1日11万7千人が利用しており、繁忙時間帯では5分間隔で運行しているが、開業以来40年間無事故を誇っている。
野田首相は国連で日本は「安全」な原子力発電所を開発し世界に推進すると発表したが、日本はもっと、新幹線を国を挙げて官民一体で世界に推進する方が、地球温暖化対策には貢献できると思う。
最も、野田首相の国連演説を取り上げているメディアが世界に見当たらないので、いずれにせよ効果は期待できない。
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