LEDは15億人の希望の光
非OECD加盟国は人口60億を擁しているが地球温暖化ガス全体の35%しか排出していない。
世界人口70億のうち15億人はいまだに電気の恩恵に浴してていない。暗黒の恐怖から逃れるために、灯油、木、ローソクを燃やして僅かな明かりの下で夜を過ごしている。照明全体から排出されるCO2の内20%はこのような形で光源として燃やされた炎から排出されている。因みに石油消費の3%が光源として使われている。世界銀行によると7億8千万人の女性と子供が石油ランプの燃焼ガスを吸入している為に、タバコを1日2箱吸うほどの肺がん発生の危険にさらされていると言う。これらの地域の平均余命は42歳に達しない。
このような地域にLEDは大きな貢献ができる。石油ランプの1千倍の効率で光を出すLEDは電力網などのインフラを待つ事無くソーラーパネル、バッテリー、LEDランプの組み合わせのマイクロソリューションで家庭に明かりを提供できる。石油が光源に消費されている3%は約5兆円であり、これを原資として考える事ができるはずである。OECD加盟国10億人の責任は重い。
Light Up World Foundationは各地のマイクロバンクとの連携でこれまでに1万4千世帯、10万人にソーラーLEDシステムを提供してきた。
Light Up World FoundationのURL(英語のみ)です
http://www.lutw.org/
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