ダンテの森    
23 Oct 2011   01:14:42 pm
持続可能性社会(5)
持続可能性社会テクノロジーはサプライチェーンから。

 カリフォルニアの学生たちが行った調査研究が興味深い。どこにでも売られているタコスに使われている材料が一体どこからどの位の距離を運ばれてきているのかを調べた。タコスは合計10万3500km、地球を2.6回回って来ている。果たして南米からトマトを運んでくるのが良いのか、近郊の温室で電気や燃料を使って栽培したトマトの方がエコなのかを議論している。この様な事を考え始めることが持続可能性社会を作る為の明かりが見えてくる事になる。

カテゴリー : 他メディアより | Posted By : dantesforest |
22 Oct 2011   02:44:56 pm
持続可能性社会(4)
持続可能性社会テクノロジーは急速に世の中のメインストリームになって行くということ。

いま来ているアメリカ、テネシー州マンチェスターでは秋が急激に深まり、今朝の最低気温が2℃で車の窓が凍っていました。
写真は今日iPhonで撮ったものです。今日も昨日の続きです。

 急速成長する持続可能性社会テクノロジーの様な分野では、新市場と新応用商品が常に生まれ続ける。例えば小形風力発電機は従来小規模農業や小規模産業が主な市場であった。しかし、最近の統計によると2010年には2億6千万ドル(約200億円)であった市場が2015年には6億3千万ドル(470億円)に急速成長しようとしている。その増加分は殆どが地方公共団体である。この様に全く予測されなかった市場が喚起されてくるものなのである。

カテゴリー : 他メディアより | Posted By : dantesforest |
21 Oct 2011   03:44:56 pm
持続可能性社会(3)
一見人気があるが間違った考え方は本当の持続可能性社会の実現を阻む。


 電気自動車と言うと人々は「走行距離」を問題にする。目的地に着く前に電池が切れるのではないかと言う怖れからでるものである。しかし、調査によると人々は自分が実際に走っているよりも多くの距離を走っているものと思い込んでいる。調査結果では一人の平均は50〜80km(アメリカの調査結果)であり、これは第一世代EVのレンジに十分入る。そして第二、第三世代のEVでは距離がもっと伸びる。また、エネルギー補給に対する考えかたも、空になる寸前に給油したり、満タンにはしないと言うやり方も自然と変わってくるものと思われる。

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20 Oct 2011   10:25:29 am
持続可能性社会(2)
持続可能性社会テクノロジーは未だに必ずしも明確ではないこと。

点滴農業は水資源の有効利用に取っては最も有効な方法であるが、レタス栽培に限っては適用できないのでは無いかと思われているし、最近の清涼飲料水のアルミ缶はアルミの量が2/3になっているが、それによりごみの埋め立て場がより長く使えると思っている人がかなりいる。持続可能性社会を推進して行く上でそのテクノロジーを明確に説明し、その目的が世界中の人々の生活の質を向上させる事にある事を理解しあえるような対話を続ける事が必要であること。
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19 Oct 2011   03:25:45 pm
持続可能性社会(1)
持続可能性社会テクノロジーが環境変動、エネルギー保障と経済成長にどのように関わってくるのかには5つのキーワードが有る。それを5日間で連載する。

日常生活に持続可能性社会的考え方を取りいれる事を歓迎する人が増加していること。

 昨年の調査結果によると、3/4の消費者が持続可能性社会の役に立つのであればバイオテクノロジーが関わって作られた食品を購入しても良いと答えている。消費者に取って食品は最もデリケートな反応を示す分野だが、ここで持続可能性社会の為ならと言う動機づけが出来ていることに注目したい。

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