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10 Apr 2012 10:48:26 am |
省エネワイン農場 |
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ワイン絞りかすを豚の餌にするだけが省エネでは無い
Greenbiz.com発2012年4月5日
カリフォルニア州の個人経営企業であるKendall-Jackson Wineryは長年収穫をしてきているがそれはブドウだけではない。
このワイン農場は工場や事務所の全ての照明を低電力照明に取り換えたり、あらゆる駆動モーターをインバータ制御のモーターに取り換える事で、年間2億円以上の省エネを達成している。
数年前に州政府からの働きかけで始まった持続可能なワイナリー運動がボトルサイズの統一化やパッケージの統一と簡略化で頭打ちになってもケンダ―ル・ジャクソン社はあきらめることなく次の段階の省エネを進めた。
2011年には800平方メートルの工場の屋根に太陽光温水パネルを設置してその温水を使うコージェネにより240kWを発電する事で年間300万円を節電している。
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08 Apr 2012 05:15:39 am |
東京新聞の記事 |
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問題解決には省エネしかないと訴えた事を報道
4月2日付けの東京新聞電子版は2月末に名古屋大学で開かれたシンポジウム「地球にやさしい資源・エネルギー利用へ〜東日本大震災から一年」でのフォン・ヴァイツゼッカー教授の講演を取り上げた。当日司会をした中日新聞論説委員飯尾歩氏がまとめた記事から転載する。
気候変動、資源、エネルギー利用、地球と人間社会の持続可能性を考えたとき、まずエコロジカル・フットプリントを引き下げなければなりません。七十億人の地球人口全てが米国並みに資源を消費しようとすれば、あと五つ地球が必要です。ライフスタイルによるところも大きいと思われます。問題を解決するには資源効率を改善しなければなりません。
もし資源効率を五倍に高められれば、地球は一個で足りるのです。フットプリントを下げながら、豊かさを維持することが求められているわけです。経済発展をたどりつつ、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)の排出量は減らさなければなりません。
日本は深刻な原発事故を体験しています。放射能は広範囲にわたり、悲劇を生んでいます。CO2削減を原発に頼ることはできません。自然エネルギーはいいですが、これにも頼りすぎてはいけません。ダムはもとより、風力や太陽光発電所を造りすぎると、景観を傷つけます。バイオ燃料ブームで、トウモロコシ畑や油を取るヤシ畑が延々と広がるのは“生態的悪夢”といえるでしょう。
CO2を排出せずにエネルギーを獲得することよりも、エネルギーをなるべく使わず豊かになることに軸足を移さなければなりません。
ドイツでは、イチゴヨーグルト一カップを作るのに必要な材料の移動距離を積算すると、八千キロにも上ります。私たちは、貴重な資源やエネルギーの多くを無駄にしています。電力も同様です。省エネへ、挑戦の余地は十分です。
<エコロジカル・フットプリント> 人間がいかに自然資源に依存しているかを表す指標。一人を養うのに、海などを含めた地球上の面積がどれだけ必要か、で示す。
元の記事は次のURLで読める
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2012040202000085.html
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04 Apr 2012 10:47:27 am |
省エネ建築 |
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省エネ建築は新しいビジネス分野
Radio Feuilleton 2011.6.14のインタビューから
建築の分野はGHG(地球温暖化ガス)の40%を排出する一番大きな分野です。1993年からウォルフガング・ファイスト(Wolfgang Feist)教授が提唱しているパッシブハウスは従来の建築に較べて1/10のエネルギー消費しかしません。
これは高度な気密性、遮熱・断熱性と新鮮な外気は熱交換器を通して室温にしてから取り込む技術により可能となっています。また、自然光と省エネ光源を最適に制御された照明技術で照明も省エネ化されています。
これらの技術を達成する為にいろいろな省エネ製品が開発され市場に出回って居ます。それらを製造するシーメンス、ボッシュ、ヴァイラント等のメーカー、パッシブハウスを設計する設計事務所、建築家、技術者、職人はこの新しい建築方法により新たなビジネス分野を形成しています。
彼らはエネルギー効率の向上をビジネスとしているのです。
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03 Apr 2012 07:57:35 am |
エネルギーの価格 |
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私たちのエネルギーに対する評価は低すぎる
2011年6月14日のラジオフュレトン(Radio Feuilleton)でのフォン・ヴァイツゼッカー教授のインタビューから。
現在、私たちが使っているエネルギーがどれ程無駄に使われているのかを考える為には、エネルギーの持つ本当の力(仕事量)を知る必要があります。その為に私は時々、私の学生に質問をします。「例えばここに10kgの水の入ったバケツが有るとする。これを海面の高さからエベレスト山の頂上まで持ち上げるとしたら何キロワット時の電力エネルギーを必要とするか、計算してみなさい。」
そうすると、彼らは携帯電話を電卓にして暫く叩いた後、だいたい100〜1000キロワット時の間の数を答えとして返してきます。
この問題の正しい物理学的解答は0.25kWHです。1キロワットアワーと言うエネルギーのできる仕事量と言うのはこんなにも巨大なものなのです。
ここで、重要なのは、日常使っている道具や機械が行ってくれている仕事量がそれらが使用する電力や燃料の量に対して余りにも少ない事に慣れ切ってしまっていると言う事です。つまり、余りにも非効率な機械や道具しか使って来なかったからそのような感覚しか持ちえないのです。恐らく先ほどの学生の中には正確に物理の法則を覚えていて計算をして0.25を得た人もいた事でしょう、しかし彼の常識がその答えを誤ったものに導いてしまったのでしょう。
0.25kWHと言うと電気代では約10円です。我々には10円で10kgの荷物をエベレストの山頂に運ぶ等とは夢にも想像できないのです。
ここにエネルギー問題の本質が隠されています。(一部ブログ管理人が説明の為に加筆しました。)
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27 Mar 2012 07:32:41 pm |
代エネより省エネを |
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東京ガスのプロジェクトは太陽光利用のアクティブハウスだ
環境ビジネス 2012/03/15 より
東京ガスは、経済産業省が推進する「次世代エネルギー・社会システム実証事業」の一つである「横浜市スマートシティプロジェクト」の一環として、集合住宅版スマートハウス実証試験を4月から開始すると発表した。
本実証試験では、東京ガスの社宅として、横浜市磯子区に新たに地下1階・地上4階建ての集合住宅(24戸)を建設。この集合住宅に、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」、太陽光発電装置等の分散型エネルギーシステムを最大限に導入し、かつ住棟全体で熱・電気を融通することで、低炭素化と可能な限りのゼロ・エネルギー化を目指す。初年度は、同等の標準的な集合住宅と比較して約4割の一次エネルギー削減と約3割のCO2削減を見込む。(以下略)
以上は環境ビジネス(kankyo-business.jp)からの引用(図も)であるが、この記事を読む限り住宅そのものの断熱や構造がパッシブハウスになっているかどうかは分からないが、その設備と期待される効果の値を見る限りパッシブハウスでは無い。エネルギー消費をいかに減らすかの観点に欠けるプロジェクトでファクター5が目指すものとは異なる。なぜエネルギーの消費量を下げる事は考えずに、再生可能エネルギーへの置き換えしか考えないのか、やはりこの業界も経産省も消費の縮小には消極的だと感じる。
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