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15 Jun 2012 08:39:07 am |
持続可能性ゲーム |
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ゲーム感覚戦略で企業における持続可能性を求める
93%の企業経営者は持続可能性は自らの企業の将来にとって大変重要であると認識しているとの調査結果があるが、これを実現する一つの回答がゲーミフィケーション(ゲーム化する)である。
電子ゲームには習慣性が有ることを認識した上で、感謝をすること、協力し合うこと、友好的な競争関係を築くことなどで、人々を社会的に向上する動機付けする事が可能である。ビジネスの社会では、人々は個人としての完成が、チームとしてのポイントになり、表彰されたり、認められるようにすることからやる気がでてくる。
例えば、クラウドを使ってゲーム式に持続可能性を学習できるツールを使用した企業では、エネルギー消費、水の使用量、ごみの量、出張の回数などに変化が表れてくる事が報告されている。
ゲーミフィケーション戦略は社員に持続可能性社会への取り組みを増進させる。
1. 持続可能性への個人目標を企業の目標とシンクロさせる。
2. 持続可能性予算と目標、そして成果に対する報奨と分配を明確にする。
3. 挑戦、バッジ、レベル、報奨、リーダーグループと言ったゲームにおける要素を取り入れて、改革することがおもしろくする。
4. 個人の体験にもとづいた持続可能性への挑戦の実例を紹介する。
5. ソーシャルネットワーク形式のコラボレーションとコミュニケーションで、社員主導の持続可能性を成功させる。
6. 社員が出した持続可能性や省エネのアイデアを成功させる。
7. 職場倫理を確立させることが、良い社員を喜ばせ、辞めさせない。
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13 Jun 2012 12:01:55 pm |
EVでCO2排出枠 |
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日産、EVでCO2排出枠を捻出 売却益で充電設備
日経電子版 nikkei.com 2012/6/9 1:48
日産自動車は月内に、同社の電気自動車(EV)「リーフ」を活用して二酸化炭素(CO2)排出枠を生み出す取り組みを始める。「リーフ」の所有者と協力し年1万トン程度の排出枠を生み出して販売、得られた資金を急速充電インフラの整備や森林保全に活用する。EV利用による地球温暖化防止への貢献を消費者にアピールして、EVの販促につなげる狙いもある。
経済産業省が2008年から運用する「国内クレジット制度」を活用する。日産はこのほど同制度を運用する第三者委員会に、EV普及によりガソリン車の走行を減らすことでCO2を削減する手法を提案。国内クレジットとして認められた。
EVは走行時のCO2排出がゼロなため、EV1台でガソリン車の年間CO2排出量に相当する0.9トン分の排出枠を生み出せる計算になる。
6月からリーフオーナーに広く協力を呼びかけ、合意を得られたオーナーからEV利用によるCO2削減分を無償で譲り受ける。小口の削減分を日産が集約して経済産業省所管の一般社団法人、低炭素投資促進機構に販売する。
日産は協力ユーザーに対し、EV走行による温暖化ガス削減量の情報をインターネットを通じてリアルタイムで配信。ユーザーは「リーフ」乗車による地球温暖化防止への貢献を実感でき、販促につながるとみている。
日産は今年3月までに国内で「リーフ」を累計約1万2千台販売している。12年度中に新たに販売する「リーフ」も活用して、今年はまず最大1万トン程度の排出枠を生み出す計画。排出枠は1トン当たり1500円程度で販売、得られた資金をEV普及に不可欠のインフラである急速充電器の設置や森林の保全活動などに活用する。将来は年間1億円以上の排出枠を生み出すことを視野に入れている。
国内クレジットは従来、排出枠の量が小口であることから中小企業の利用が中心だったが、TOTOが3月から省エネ型便器を一般家庭に普及させることを通じて排出枠を生み出す取り組みを始めるなど、大企業にも利用が広がっている。
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08 Jun 2012 06:45:46 am |
グリーン経済 |
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グリーン経済への移行は6000万人の雇用を創出―ILO
2012/5/31ジュネーブ発、ILOニュース
グリーン経済に変革することは次の20年間に1500〜6000万人の新たな雇用を創出するとILO(世界労働機構)が5月31日のプレスリリースで伝えている。
ILOによると、従来の開発はしげんの利用効率が悪く持続可能性が無い為に地球環境を破壊しているだけではなく、経済にも悪影響を与えていることが証明されたとしている。
6月20日から始まる、リオ+20において、我々は早急に持続可能な開発の為の統合的な政策に転換しなければならない事が主要なテーマになるであろうとILOのスポークスマンは語った。
グリーンジョブ・イニシアティブが行った調査「持続可能な開発に向けた取り組み:グリーンな経済におけるディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と社会参加」によると、グリーン化を進める事で最低でも全世界労働人口の半数にあたる15億人に人々が何らかな影響を受ける。その主な分野は、農業、林業、漁業、エネルギー、資源依存型産業、リサイクル、建設、運輸の8つの部門である。
すでにアメリカでは300万人がグリーン関連の職業についている。スペインでも50万人がグリーン関連の職場を得た。
EUでは現在1500万人が自然保護と森林保護を目的にした、生物多様性関連と自然再生関連の職業についている。
開発途上国で破壊された森林の再生には毎年2兆4千億円を投資する必要があるが、これにより800万人の雇用が創出される。
ゴミの山の中から資源を拾い出す事で生計を立てる人達が2000万人いるが、彼らを職業として社会に組み入れる事で、社会的にも経済的にも利益となることがコロンビアとブラジルで行われた社会実験で実証されている。
既存の建築物をグリーン建築に改築することを進めているドイツでは10兆円の経済効果と30万人の雇用が創出された。
原文は:
http://www.ilo.org/global/about-the-ilo/press-and-media-centre/news/WCMS_181795/lang--en/index.htm
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06 Jun 2012 08:23:56 am |
リオ+20への提言 |
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持続可能な地球社会への大道
昨日、本日と2日間にわたり聖教新聞紙上で、6月20日からブラジル・リオデジャネイロで開催されるリオ+20に寄せて「持続可能な地球社会への大道」と題する池田SGI会長の提言を掲載しているので、その昨日の記事のリードを紹介する。
きょう6月5日は「世界環境デー」。池田SGI会長は、ブラジルのリオデジャネイロで20日から本会合がはじまる国連持続可能な開発会議(リオ+20)に寄せて「持続可能な地球社会への大道」と題する提言を発表した。
あす6日の牧口初代会長生誕141周年の意義も込められた提言では、“できること”の追求から“なすべきこと”の追求への転換を訴えたローマクラブの創始者ペッチェイ博士の警鐘に触れながら、牧口初代会長が提唱した「他のためにし、他を益しつつ自己も益する」人道的競争の現代的意義に言及。
環境破壊や災害など、“かけがえのない尊厳”を脅かす危機を乗り越えるためには、一人一人が変革の主体者となって行動することが欠かせないとし、その足場となる「地域」の重要性を、ケニアのマータイ博士が取り組んできた植樹運動を通して浮き彫りにしている。
その上で、リオ+20で合意を目指すべき課題を三つの角度から提示。
第一に、ミレニアム開発目標に続く新たな共通目標の制定を通し、人道的競争の積極的な推進を呼びかけている。
第二に、国連の環境部門と開発部門の統合で「持続可能な地球機構」(仮称)を設立し、市民社会の声を意思決定に反映させる制度の導入を提唱。
第三に「持続可能な開発の為の教育の10年」を発展的に継承した枠組みを2015年から開始することを提案。教育の力で人間の可能性を開花させ、希望の未来を民衆の手で作り上げる事を訴えている。
なお、このブログのもとになっているファクター5の著者、フォン・ヴァイツゼッカー教授は国連環境計画の共同議長としてリオ+20に参加する。また、同提言の中でフォン・ヴァイツゼッカー教授の発言に同意として取り上げられている。
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04 Jun 2012 06:32:06 am |
新蓄熱技術 |
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小型軽量応用性の高い蓄熱法
Fraunhofer-Gesellschaft Research News Jun 01, 2012
再生可能エネルギーとして注目されている、都市排水、食品廃棄物、畜産農家等から得られるバイオガスプラントで発電が行われるが、同時に発生する多量の熱エネルギーの殆どは使用されること無く捨てられ大気を暖めるだけであるが、この新物質は熱を殆どロスなく小さな空間に長時間にわたり貯めることができ、必要な時に熱として取り出すことができる。エネルギーの保存方法の新たな道がひらけるかもしれない。
フラウンホーファー研究所のシュツットガルトIGB境界技術バイオテック研究所はベルリンのゼオシス社ZeoSys GmbHとの共同開発で新技術による熱保存システムを開発した。
新開発のシステムは水の約4倍の熱容量を持つ物質を使う為に同じ熱エネルギーを貯熱するのに水の1/4の体積しか必要としない。さらに、変換ロスが全くなく長時間にわたり100℃以上の温度で貯熱が可能である。ゼオライトと呼ばれる物質は通常イオン交換物質として知られているが、多孔性の為に大きな表面積を持っている。1グラムのゼオライトペレットは1000平方メートルの表面積を持っている。ゼオライトのペレットに高温の蒸気が接触すると物理化学反応が起きて熱エネルギーが瞬時にゼオライトに奪われ水蒸気は熱を奪われて水に戻る。しかし、ゼオライトそのものの温度は上がらずエネルギーは閉じ込められたままとなる。その為に長時間の保存が可能となる。
エネルギーを取り出す時には水を接触させれば瞬時に水は水蒸気となる。数千回の繰り返しにも保存効率の変化や、ゼオライトの物理的摩耗のような変化は認められていない。また、有害化学物質も出さないことが確認されている。現在750リッターの実験プラントが稼働している。研究の次の段階としては、住宅の熱源としての利用が考えられている。間欠性が弱点と言われる太陽光や風力などの再生可能エネルギーの保存方法としての今後の開発が期待される。
http://www.fraunhofer.de/en/press/research-news/2012/june/compact-and-flexible-thermal-storage.html
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