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02 Oct 2012 08:35:40 am |
115年間で最高の猛暑 |
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日経電子版 2012-10-01 22:54より
9月の残暑、115年で最も厳しく 51地点で最高値
気象庁は1日、9月の天候まとめを発表した。都市化による温度上昇の影響が少ない全国17地点の同月の平均気温が平年を1.92度上回り、統計が残る1898年以来115年で最も厳しい残暑だった。これまでの最高は、平年より1.80度高かった1999年。地点別の平均気温も札幌や青森、盛岡など北・東日本を中心に51地点で観測史上最高を更新した。
同庁によると、9月上旬から中旬にかけて北・東日本は太平洋高気圧に覆われて晴れの日が続いたことや、南から暖かい空気が流れ込んだことに伴い、北日本(北海道、東北)で同月の平均気温が平年を3.7度上回り観測史上最高を記録。東日本(関東甲信、北陸、東海)も平年より1.9度暑かった。
地点別の月平均気温は札幌が22.4度、青森が23.5度、盛岡が23.2度となるなど、いずれも平年を4度以上上回って観測史上最高を更新。首都圏でも東京が26.2度、秩父(埼玉)が23.0度と1999年に並ぶ最も厳しい残暑となった。
一方、9月下旬に入ると湿った空気の影響により曇りや雨の日が多く、北日本の記録的な残暑も収まった。
原文URL:
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG01054_R01C12A0CR8000/
以上が日経電子版の記事であるが、かねてからIPCC(国連気候変動の為の政府間パネル)が提唱しているとおり、地球温暖化に伴う気候の狂暴化が進んでいる事は明らかであり、その原因が人類の化石燃料の無分別な浪費に有る事も下のグラフで明らかである。ぼく達に残された時間は少ない。
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01 Oct 2012 10:49:09 am |
iPhoneのリサイクル |
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GreenBiz.com 2012-09-24 Brue Kennedyの記事より
iPhone5の発売でIT機器のリサイクリングが活性化するか
IT機器のリサイクルは、日本では2001年に施行された資源有効利用促進法により、回収―リサイクルが各メーカーに義務付けられており、携帯電話やノートPCが埋め立てられるような事は無くなっているが、アメリカでもIT機器のリサイクリングが新しいビジネスとして育ちつつある。
Tuile’sはサンディエゴに本拠を置く、携帯の買い取り専門業者である。全米のショッピングモールに無人買い取りキオスクを設置して使用済み携帯を回収している。
金属再生大手のグリーン・テクノロジー・ソリューションズ(GTSO)社は、IT機器回収のペースを上げており、同業のGlobalCellBuyersを買収する予定で、ラテンアメリカで回収事業を展開する企業とも買収交渉に入っている。
全米で、2010年1年間で2,500万トンのIT機器が廃棄されている。これらには金、リチウム、ネオジミウム、その他のレアアースが多量に含まれているので、貴金属資源の宝の山なのである。
しかし、コロラドのワイアレス・アライアンス社によるとiPhoneには別の市場があるとしている。同社は全米14000の回収拠点から、月間8000台の使用済み携帯を回収しているが、回収したiPhoneの99%は再生されて、中古品として販売されていると言う。その為、iPhonehは殆ど、貴金属リサイクルには回されていないのではないかとしている。それはそれで、資源保護の意味からは好ましい事である。
アップル社はこれまで通算2億4千万台のiPhoneを販売しているが、同社は2007年の販売当時以来、独自のリサイクル・プログラムでiPhone の回収を実施し、70%を回収している。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/09/25/iphone-5-new-era-e-waste-recycling
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30 Sep 2012 10:25:18 pm |
津波リスク下の原子炉 |
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Environmental News Service 2012-09-24より
世界中の23の原発の74基の原子炉が津波の危険にさらされている。
スペインとベルギーの科学者の共同研究によると、世界にある沿岸地域にある23の原発の74基の原子炉が津波による破壊のリスクがあると発表した。
巨大地震によって起こされる津波は沿岸都市を完膚無きまでに破壊し、原発を炉心溶解の危険に導く力を持っている事は、2011年3月11日の福島の原発事故で記憶に新しい。
中国は原発への強力な投資を進めており、27の発電所に64の原子炉を建設中である。そのうち19基と台湾の2基が津波のリスクが大きい地域に建設中であると、同研究は発表している。
日本では、7つの原発の19基、韓国は2基の建設中の原発、インドの2基とパキスタンの1基は同一の津波のアタックを受ける可能性がある。アメリカ合衆国の西海岸全ての原発、スペインとポルトガルの大西洋岸と北アフリカ側の海岸の原発、アフリカ大陸の北側の原発が津波のハイリスクに晒されているとしている。
そして、同報告は日本の様な高度に発展した工業国で、高度な管理体制のもとでもあのような事故となってしまった事は、もし同規模の津波がまだ、十分な技術的インフラを備えていない国で起きていたとしたら、その被害は桁外れに大きくなっていたであろうと、原発のリスクを過小評価しないようにと警告を与えている。
原文URL:
http://ens-newswire.com/2012/09/24/23-nuclear-power-plants-at-high-risk-of-tsunami-2/
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29 Sep 2012 01:47:45 pm |
PC1台は1.8トンのCO2 |
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GreenBiz.com 2012-09-28 Jill Vaskeの記事より
余剰PCの再利用で社会格差を無くし持続可能ITを実現
火星探査機キュリオシティーが着陸する様子をPCから見た人は多かったと思う。それを見ていて感じた事は、この様な恩恵にあずかれないディジタルデバイドと言われる人達との差がますます広がりつつあると言う事である。
アメリカ連邦通信委員会のJulius Genachowski委員長は、この問題に注目し、より多くの人々にPCとその使い方を習熟させる必要を感じたとしている。
アメリカ国内で約1億人はブロードバンドに接続ができない。そして6千6百万人がPCの基本的な使い方の知識も持っていない。PCは今や電気冷蔵庫や電話なみに現代生活を送るのに必要な道具となっていると言うのにである。
ジェナチョコフスキ委員長は「PC100の約束」キャンペインを支援している。これは企業で使われなくなったPCを学校やPCの無い家庭に少ない負担で提供しようとするものである。
調査によると年間1700万台のPCがまだ十分に機能が有るのに関わらず廃棄されている。特に大企業では一定の減価償却期間を経たPCは交換されるからである。
これらのPCは一般家庭でのウエッブブラウジングやワープロとしての機能には十分すぎる性能を備えている。しかし、現実には3%としか再利用はされていない。その主な理由は、データの保護の為のハードディスクの消去や、ライセンス契約上の問題からソフト消去するなどに費用が掛るからである。その為、現実には粉砕などの物理的な廃棄処分される場合が殆どである。
また、受け取った家庭も使い方を勉強する機会やお金がないとの理由で使われないままになるケースも多いとの事である。
「PC100の約束」キャンペーンはこれらの問題全てを含めて取り組んでいる。
PCを一台生産するのに使われたエネルギーは約1.8トンのCO2排出量に相当する。これはほとんど小型自動車と同じくらいである。別の言い方をすると100台のPCは68世帯の1年分のエネルギーと同じである。この観点からPCの再利用を促進するべきである。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/09/27surplus-pcs-digital-divide |
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25 Sep 2012 07:23:36 am |
持続可能性とマネー |
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GreenBiz.com 2012-09-13 Marc Guntherの記事より
持続可能性ランキングが企業の時価総額を上下する
ダウジョーンズのサステナビリティー・インデックス(DJSI)とカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)の持続可能性企業ランキングが発表になった。この他、全米ソーラ―協会のベスト20ソーラーパワー企業、グッドカンパニー・インデックス、ニューズウイーク「グリーン」ランキングなどが続く。
一体これらのランキングは影響力があるのか?そもそも意味は有るのか?を考えて見た。
確かに影響力は有るようである。A社がランクインしてB社がランクアウトするのを見たファンドマネジャーはB社の株を売ってA社の株を買うからである。
このランクと言うのは、調査会社が企業に送った分厚い調査票を担当の部長か課長クラスの幹部社員が答えただけのものである。それをカウントして点数にしてランク付けを行っている。
マイクロソフトのように実際に企業を挙げてCO2の排出量削減に真剣に取り組んでいるところも有る。マイクロソフト社のサステナビリティー担当役員のダン・ブロスは「高いランキングが発表される事は日ごろ努力している社員の励みになり、株主の評価も上がるので好ましい事である」と評価している。IBMは多大の努力をしているが、今回ランクダウンした。IT業界は総じてサステナビリティーに対する意識が強い為に競争が激しい。
別の業界ではどうだろう。オイルアンドガス業界のトップにランクインしたのはカナダのエンブリッジ社である。この企業は2010年にミシガン湖に流入しているカラマズ―河に2万バレルの原油を流出した。理由は設備の保守不全であった。なぜこのような企業がハイランクになるのか、それは一業種内でのランクであるからである。オイルアンドガス業界のレベルはもともと低い上に、エンブリッジは事故を起こした為にその対策に多大な投資をした、それがプラスにカウントされた為である。
このランキングを見て世界の500以上の機関投資家は60兆ドルを動かしている事は事実である。世界のマネーは既にグリーンビジネスをターゲットにしている。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/09/13/why-sustainability-rankings-matter
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