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19 Nov 2012 11:31:10 am |
インターネットの電力消費 |
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GreenBiz.com 2012-11-14 Gerad Hoytの記事から
イラストで伝える:インターネットは電力喰いモンスター
インターネットが巨大である事は言うまでも無い。24億人が接続しており、現在もものすごい勢いで増殖し続けている。パイク研究所(Pike Research)は2016年にはデータ処理量は現在の4倍になると予想している。
しかし、殆どのユーザーはインターネットが電力を大量に消費しており、大きな環境負荷となっている事に気も掛けていない。
このイラストはそれを絵巻物のように説明しており、文章を読まなくてもイラストと数字から理解できるようになっている。但し、数値の単位がビリオン(Billionは億)、テラ(Teraは兆)、エクサ(Exaは100京)であるので若干面倒くさい。 図はその頭の部分だけであるので、全部見る為には下のURLに行って見てもらいたいが、大変大きな画像なのでダウンロードに時間がかかるのでご注意。
2011年のインターネットが消費した電力は、全世界の自動車産業が消費した電力よりも大きく、原発30基分であった。
問題は、データセンターのコンピュータが実際にデータ処理をしているのはその能力の10%以下で、残りはエネルギーの無駄遣いであると言うことである。データ量はクラウド等の発達で急激に増加しており、この状態が続くのは大変大きな問題である。
もちろん、データセンター企業も開発を急いでおり、4年後には164%の効率アップが期待できるとしている。
皆さんも良くご存じの通り、コンピュータは十分な余裕を持っていないと、処理が極端に遅くなる。データセンターはそれが許されないので、このような状態で運用をせざるを得ない。また、データセンターは万が一の停電でも処理の遅滞は許されないので、バックアップ用電源を常に回して、非常時に備えており、これもまるまるエネルギーの浪費となる。
イラストのURL:
http://www.wirelesssatelliteinternet.org/power-hungry-internet
記事の原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/11/14/power-hungry-internet
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18 Nov 2012 05:55:07 pm |
米国の省エネ電気製品 |
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GreenBiz.com 2012-11-15 Amy Westerveltの記事より
LGとサムソンはアメリカの省エネマーケットを有望視
米国のエネルギースタープログラムが2011年から実験的に最優秀の省エネ製品にゴールドラベルを導入した。
各社は競って省エネ製品を発表したが、ゴールドラベルに達する製品はテレビ、冷凍冷蔵庫、洗濯乾燥機、エアコンに限られたようである。ゴールドラベルを得るには、同種の製品の平均値より最低30%以上省エネ性能が良く無ければならない。2年目の実験期間も半ばを終わりこのプログラムは定着し、効果が表れて来ている。環境保護局(EPA, Environmental Protection Agency)によると、2012年になって、24の洗濯乾燥機、63のテレビが追加され、現在、66の洗濯乾燥機、455のテレビにゴールドラベルが付与されている。
電機メーカーにとってはゴールドラベルを得ることは目的では無く、より多くの製品を売ることにあることは言うまでも無い。先週LGは同社のゴールドラベル製品の売り上げが75%増加したと発表した。LGは8つの洗濯乾燥機と、5つのテレビしかゴールドラベルを得ていない。これ以外の製品を入れるとLGは合計60のゴールドラベル取得製品を販売している。
LGはコマーシャル、販売プロモーション、イベント等を通じて消費者に省エネ製品を使う長所を知らせるだけでなく、環境負荷についての教育的な情報を消費者に知ってもらう努力をしていると言う。LGが行った3622人の顧客に対するアンケート結果によると、購入動機の第三位にゴールドラベルが上げられていたとの事である。
全米の省エネ電気製品メーカーのトップ3はサムスン、LG、ケンモア(シアーズ傘下の電機メーカー)の3社で省エネ製品の売れ行きは好調である。
先月からタイムズスクエアの広告画面でサムスンとLGが消費者に省エネ製品の使用を訴えている。
日本の電気製品が韓国製に負けている理由は、決して価格に有るのではない。市場動向をキャッチするセンスの鋭さの差だ。
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17 Nov 2012 09:57:08 am |
昨年のCO2は過去最高 |
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2012年11月14日 09:50 ベルリン/ドイツ発AFPより
2011年の世界CO2排出量は過去最高、1位は中国
【11月14日 AFP】2011年の世界の二酸化炭素(CO2)排出量は前年から8億トン増の340億トンと過去最高になり、温室効果ガス排出量が最も多い国は引き続き中国だったことが、ドイツに本部を置く民間シンクタンク、国際経済フォーラム再生可能エネルギー(IWR)の13日の発表で分かった。
数値は英エネルギー大手BPが公開した世界の化石燃料消費量データに基づいてまとめられた。中国の排出量は89億トンで、2位の米国(60億トン)を大幅に上回った。3位以下はインド(18億トン)、ロシア(17億トン)、日本(13億トン)、ドイツ(8億400万トン)と続いた。
世界のCO2排出量は2009年に経済危機の影響で一時減少したが、再び上昇へと転じている。IWRのノルベルト・アルノホ(Norbert Allnoch)所長は声明で「現在の傾向が続けば、世界のCO2排出量は2020年までに20%増え、400億トンに達する」と述べている。(c)AFP
今、エネルギー・ビッグバン等と大歓迎されているシェールガス・オイルもメタンハイドレートも化石燃料であるので、燃やせばCO2が増えることは同じである。
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16 Nov 2012 12:43:19 pm |
世界一のグリーンビル |
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台北101は世界で一番高いグリーンビル
グリーン・プロスペクツ・アジア(Green Prospects Asia) 2012-05-29 Suvarna Beesettiの記事より、
台北101は2004年に竣工し、2010年にドバイのブルジュ・ハリバビルが経つまでは世界一を誇っていた。しかし、グリーンビルとしては未だにその座を譲っていない。
509mの高さを持つこのビルは、92階から87階の間に吊るされた6トンの鉄球による免振構造で有名であるが、その省エネ性能においてはプラチナLEED認証を得ている。同規模床面積の従来型ビルに比較して30%の省エネにより、年間870万kWh、あるいは5400トンのCO2排出量を抑制しており、これは年間約7000万円の電力料金を節約している。
総ガラス張り構造に使われているガラスは2/3の赤外線をカットして太陽光の輻射熱を遮ると同時に、室内を自然光で満たす事で、LED等の省エネ光源の採用と共に年間300万kWhの照明電力を削減している。
冷却機、換気装置等が設備されている機会室を上層階に分散して配置した事で、年間73万kWhの電力消費を削減し、エアコンと換気システムの最適化制御を行う事で、年間77万kWhを削減している。
逆台形型の箱を積み上げたような構造のビルは、雨水を集めるのに適しており、年間2万8千トンの雨水が地下5階にある巨大な水タンクに集められ、ビルの中水道として使われている。
ビルで集められたゴミは年間2300トン(2009年)になるが、その内50%がリサイクルされている。
原文URL:
http://www.greenprospectsasia.com/content/taipei-101-world%E2%80%99s-tallest-green-building |
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15 Nov 2012 03:43:24 pm |
自然から学ぶ |
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人類が自然から教えてもらうこと
ジャナイン・ベニュス(Janine M. Benyus)著 自然と生体に学ぶバイオミミクリ―、吉野美那子訳 オーム社から、
この本の中で、著者はバイオミミックスと呼ばれているバイオミミクリ―を研究開発する科学者達が考えていることとして次の様に紹介している。
自然界にはすでになされているものであり、それも、よりみごとに地球に負担をかけずになされてきた事実を、われわれは実感しています。人間が考案したもっとも精巧な建築の支柱や梁も、すでにスイレンの大葉と竹の茎にその特徴が認められ、セントラルヒーティングやエアコンは、常時三十度に保つシロアリの塚にはかないません。人間が発明したもっとも精密なレーダーも、コウモリのマルチ周波数伝達装置に比べたら制度が落ちます。そしてわれわれが新しくつくりだした「スマート・マテリアル」も、イルカの皮膚やチョウの吻とはくらべものになりません。かねがね人間独自の創造と考えられていた車輪は、最古のバクテリアの鞭毛を動かす微少なロータリーモーターとしてすでに存在していたことがわかっています。(略)
自然は太陽の力で動く。
自然は必要とするエネルギーしか使わない。
自然は形態を機能に合わせる。
自然はあらゆるものをリサイクルする。
自然は協力に報いる。
自然は多様性に投資する。
自然は地域の知恵を働かせる。
自然はおのずから過剰を抑える。
自然は制約の力を活かす。
これを読んで、これまで自然が30億年かけてやってきた事と正反対をこの200年でやってきてしまったのだとの思いを深くした。
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